関西三扇会総会参加報告です。
日時: 11月14日(土) 午後3時半開場 4時開始 5時中締め
7時お開き 二次会7時〜9時(同ホテル4Fにて)
会場: 天王寺東映ホテル3F パーティルーム
参加数: 会員36名 来賓9名 計45名
(1)総会
松本会長のあいさつに続き、本部市川会長ほか各来賓が祝辞。
議事として、会計報告など。
(2)講演会「最新の葬儀事情」
司会の70卒池田泰久氏の職業資格の
葬祭コーディネータとして、約1時間弱講演。
<主たる内容>
・どんぶり勘定の業界に厚生省の資格「葬祭ディレクター」の
認定資格が誕生。現在資格者は全国で約2万人。
・直葬が増えてきた。病院→棺→火葬場 ひとり暮らしや
生活保護者に多く見られる。そのほか故人の意思。
・生前に葬儀決め
自分の葬儀の段取りを決め、業者から仮見積りをとり没後
その通りに式を行う。日本にては30%の人が。アメリカは
なんと70%の人が生前に葬儀決め。
・葬儀費用 全て足し算方式で、グレードによって積み重ね(高くなる)。
棺に金をかけるか、祭壇に? 棺の最低値(ベニヤ張り)は3万から。
花は増やす毎に、25万円単位で上がる。
・葬儀費用 全国平均
100万以下・16% 100万〜150万・13.4% 150万〜200万・12.4%
200万〜250万・53.9%
・密葬と家族葬の違い
『密 葬』まず近親者、次にお別れ会
『家族葬』家族のみ。近頃は多く、喪主が60代以上のリタイアー組に
見られる。
・焼香作法 宗旨によって作法が違い、自分の宗旨作法でよい。
・葬儀の迷信 多々あり。気にしなくていい。 例えば友引の日はよくない
→友をひっぱるから・・・本当の意味は引き分けで引っ張ること
でない。典型的な迷信。
<感想>
まことに興味深い講演内容で、出席者にとって身につまされるお話。
(3)懇親会
<吉田学長のあいさつ>
・高経大も予定どおりゆけば、2011年4月に(独立行政)法人化。
・来年あたりから地方国公立大学の47%は定員割れ(短大含む)。
とくに工学部は定員割れ顕著。 地方国公立は全入に近い。
高経は入学受験者・編入・推薦など前年並みを維持。
・大學間の競争が激しく、同窓会が頼り。
・現在在校生は約4,000名。内女子は1,000名(25%)。女子は男子より
元気だけど就職難。 高経OBは25,000名。
・博士課程は毎年3〜4名。
・同窓会費 2万円×1,000名=2,000万円が毎年入るが、今年より
奨学金を年間600万円を見込む。 今年の奨学金支給実績は3名×30万。
・OB会全国28支部、今年の全ての総会に吉田学長は出席(ご苦労様です)。
午後7時に閉会。場を変えて(同ホテル内)二次会。自由談義とカラオケ。
懇親を深め、9時にお開き。
以上、会長代理で5年続けて朝村が出席しました、ご報告まで。
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